デザインがすっかり変わっていたので騙されましたが、
以前飲んだワインのヴィンテージ違いです。とはいえ、前回感じたボジョレーなキャピキャピ感は全くナシ。熟成感の落ち着き主体です。
南仏らしい泥臭さを残しながらも、やはりフランスワイン。クール&フォーマルな感じが、イタリアとは全く味付けが違う。特に樽熟(もしかして材木?)のし方が違うのだと思いますが、音楽にたとえれば、「フランスワイン=クラシック」 「イタリアワイン=ジャズ」 であると、今日発見しました。さしずめ、チリやオーストラリアは「ロック」 「ポップス」 になるわけです。
ほのかな苦みと、焼いたゴムみたいなエグ味、アルコールも感じられるのですが、この辺は南らしい野暮くささでご愛敬。果実の芳香はしっかり感じられるのは良いです。ピザとかパスタはイタリアワインに任せ、肉料理とパンでいただけば幸いといったところです。